

【会社沿革】
昭和初期 細幅織物業 開業
昭和63年 5月 有限会社ダイケイ設立(法人化)
平成21年 11月 デイサービス山のいえ笑楽日(古民家型)開設
平成22年 お泊りデイサービス開始
平成23年 7月 リハビリ型デイ増設
リハビリマシン・心身機能活性運動療法(認知症リハビリ)導入
平成27年 8月 有料老人ホーム竹田のさと笑楽日 開設
デイサービス増設

【代表あいさつ】
私が高校生に上がった頃、祖母が、亡くなる数週間前に認知症を患いました。隣の部屋で寝ていた私は、夜中に「おばちゃーん!」と叫んだり、私が知らないような昔の歌を急に歌いだしたりする祖母に、少し戸惑いを感じながらも、そばで話を聴いたり、頷いたりしていました。日に日に変わっていく祖母を、怖がることもなく自然と受け入れていました。
そんな経験もあって、やりがいのありそうな仕事だと感じ、何も知らないところから介護の世界に飛び込みました。そこから介護の魅力、特に「認知症」の方との関わりに魅力を感じ約10年間、介護施設で経験を積ませてもらいました。そこで様々なことを学ばせてもらい、認知症の方でも落ち着いて過ごせる環境を、私が生まれ育った「竹田」という場所で実現させたいという思いが強くなり、住民の方々からも背中を押してもらったことでデイサービスをスタートしました。スタートしてから、多くのご家族やご本人と直接関わらせてもらう機会が増え、切実なお悩みや不安をたくさん聴かせて頂きました。その思いに応えるため、宿泊や、身体的なリハビリ、認知症のリハビリなど少しずつカタチにしてまいりました。
高齢になると、今まで当たり前に出来ていたことが段々と難しくなり、失敗すると自信を無くし、やらなくなるとご家族の負担も増えてしまいます。ご家族も、ご本人の元気な頃を知っているだけに、出来ないと強く当たってしまったり、それによってご家族も自信を無くし、疲れてしまい、相手との関係性が悪くなってしまうこともあると思います。また、本人も若い時の感覚で「これくらいできる」「家族に迷惑をかけたくないから…」といった思いから自分で行動することで、転倒などの事故や、場合によっては帰る家がわからなくなってしまうなど、更にお互いが不安になってしまうような状況に陥ることもあります。
そのような方を少しでも減らせるよう、笑楽日ではご家族とのコミュニケーションを大切にした多彩な行事と、「リハビリ」「認知症ケア」「食事」の3つに力を入れて、様々な症状の方に安心してご利用いただける環境づくりに取り組んでいます。デイサービスを利用される方は、家での生活がより長く安心して過ごせる時間となるよう、有料老人ホームを利用される方は、元気で長生きが出来るよう関わらせて頂きます。
笑楽日に関わる全ての人が心から、『笑楽日に来れて良かった』と思える場所の実現を目指し、これからも職員一同、日々精進して参ります。
有限会社ダイケイ 代表取締役
デイサービス山のいえ笑楽日 施設長
大蔵 富宏
TOMIHIRO OOKURA
